2 光の反射:どのように見えるか?どこまで見えるか? どこは見えないか? この記事
この記事では「光の反射」についてまとめます。ポイントは、
(鏡に反射した場合)どのように見えるか?どこまで見えるか?
どこは見えないか?です。
光の反射とは?
光が鏡や水に当たってはね返る事を光の反射と言います。
反射する物に向かう光を入射光線といい、はね返った光を
反射光線といいます。
法線:光が反射する点で面に対して垂直に引いた線
反射の法則:入射角と反射角は等しくなる
「法線」「入射角」「反射角」を使った光の反射の問題は中学受験の
理科でよく出題されます。
鏡に映る像は、鏡を挟んで実際の物と対称の位置に見えます。
出典:https://benesse.jp/teikitest/chu/science/science/c00585.html
鏡に反射する光を作図
1 鏡の面に対して実物と対称の点を像とする
2 像と目の位置を直線で結ぶ+鏡との接点をとる
3 実物と鏡との接点を結ぶ
上の図の右側を見れば分かりますが、山田君のいる所からは鏡に
映った物が見えますが、谷畑君の所からは鏡に映った物が見えま
せん。
鏡の映した物が見える範囲
物の像と鏡の両端を結んだ直線の間にいると、鏡に
映った物が見えます。
当たり前ですが、その線の外側にいると鏡に映った物
は見えません。
上の図の右側を見れば分かりますが、山田君のいる所からは鏡に
映った物が見えますが、谷畑君の所からは鏡に映った物が見えま
せん。
鏡に全身を映すために必要な鏡の長さ=身長の半分
身長160cmの人であれば、80cmの長さの鏡があれば
全身が映るという事になります。
身長190cmのNBA選手なら、95cmの鏡が必要ですね。
鏡の上辺を背の高さにする必要があります。
正反射と乱反射
上記したような「鏡」など、平らな面で起こるのを
正反射と言います。
一方、凸凹したものに光が当たって起こるのを
乱反射といいます。
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